1964年10月号時刻表表紙、約50年前の価格は150円で
現在はおよそ10倍の1183円となっている。
見出しは新幹線開業・各線電化・特急増発と記載。
新幹線開業と特急増発は今でも十分ありえますが、
各線電化というのは一体どこの国のことかと
考えてしまうのではないでしょうか?
ブラジルリオオリンピックがついに始まり、次はいよいよ2020東京オリンピックとなります。ブラジルでは急ピッチで工事が進められていることが報じられていましたが、今から52年前、前回東京オリンピック開催時の東海道新幹線開業にタイムスリップ(回想旅行)してみましょう。
交通公社1964年10月号時刻表巻頭に新幹線特集記事が組まれています。大見出しは[いよいよ世界一登場夢の超特急のすべて]と表現されています。
”弾丸列車"の夢から現実の超特急まで、その道のりは予想外に短かった。フランスの超特急がもつ世界記録、時速160KMを着工4年目に軽く破った。
東京と大阪を4時間で結ぶ超特急はもはや夢でなく、現実化され翼のない陸のジェット機として新しく世界の歴史を刻みはじめた。誕生当初は新幹線が言わずもがな乗り物として確立しておらず飛行機に比喩されていました。
時速200KMとにかくすごい列車が走りだしたものだ。景色はめまぐるしく映り変わり、30分そこそこで早くもみかん畑をかすめている。
新幹線で使った鉄材は東京タワーの100個分、セメント袋を並べると地球を半周する。
今なら東京スカイツリーと比較されるのでしょうか?ただ東京タワーと異なり外見からは
鉄がどの程度使用されているのか?想像がつきません。
そして最後に次の名文が・・・。
ブルーとアイボリーホワイトのツートンカラーが静かに終着駅の新大阪に着いた。じっと見守る関係者の日焼けした顔、顔その脳の奥でどんな感動が波打っているのだろうか。
新幹線関係者の皆様のもっとも輝かしい時代であり、すばらしいマイヒストリートリップであったと思われます。
1964年の開業当時は1時間あたり
新幹線は[ひかり]と[こだま]が
各1本であった。
現在は[のぞみ」、[ひかり]、[こだま]
が1時間あたり約10本走っている。
現在東京~新大阪間は[のぞみ]号で約2時間30分、[こだま]号で
約4時間で結ばれています。
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