富士急行線『谷村町』駅、ヤムラマチと
読みます。都留市役所が駅前にある中心駅と思いきや特急は通過です。
駅前に昭和を回想させる昔ながらの
文房具屋さんが今も営業中。
谷村町を通過する上り特急電車。以前は京王線を走っていた車両。
大月~河口湖間26.6Kmを結ぶ名前もずばり富士山や富士五湖へのアクセス線。と言っても時代は高速バスが主流です。以前は当ブログデビュー作、編集者のノスタルジー旅行記でご紹介しましたように新宿~河口湖間急行『かわぐち』号が走っていました。現在も東京~河口湖間に朝上り2本、夕方下り2本直通列車が走ります。
10月下旬谷村町まで乗車しました。駅舎は長閑なローカル線の雰囲気ですが綺麗に
整備されています。その駅をカラフルな電車が走ります。
山手線OB車両は先頭に富士山のイラストが描かれています。山手線のペイントがこの色だとしたらかなりエキサイテイング?
谷村町11時頃の上り電車は秋の観光シーズンということでしょうか?外国人が多数乗車されており、地元の方と思召す方はどこか肩身が狭そうです。終点の大月駅で下車すると『みどりの窓口』の前でJR女性職員の方が外国人相手に奮闘中。中国語で名古屋までの切符の購入について説明されていました。
中央線の下りホームには甲府方面の列車と河口湖方面行きが混在するのですが、英語と中国語のアナウンスが流れるのでインバウンドツーリストは乗り間違えはなさそうでした。
どのような経緯でバイリンガルな駅員さんが配置されたのが事情は分かりませんが
インバウンドのおもてなしは、走りながら考えるものであると勝手に確信しました。
地元の方は少々困惑気味かもしれませんが、日中のローカル線に乗客が多いのは
活気のある印象を受けました。
谷村駅徒歩3分のところにある『都留市博物館兼増田誠美術館』に立ち寄りました。
博物館では松尾芭蕉、葛飾北斎のゆかりの地であったことを知り、増田誠美術館では
パリ在住時代描かれた美しい絵画を300円で鑑賞しました。
ミュージアム都留http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=5976
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