伊賀城は白亜3層の天守閣が優美で白鳳城とも呼ばれている。現在の天守は昭和10(1935)年に地元出身代議士が
資材を投じて純木造の天守を再現したもの。お城の中は
昔の儘でTVや映画のロケなどでよく使われている。
戦国時代は藤堂高虎が統治していたことがあり、高虎が築いた高石垣は約30メートルの高さで、そこから下を見ると足がすくむ。
高石垣の上から伊賀平野を展望するとこんな感じ。とても開放感溢れる景色が展開する。
西日本各地で大雪の予報が出ているとても寒い日に三重県伊賀市を訪れました。東京からは遠く新幹線の名古屋までの乗車時間(約1時間40分)よりも名古屋から先の道のりが(約2時間)長く
とても遠く感じます。さすがは忍びの里簡単には行けぬ・・・。
伊賀市に名所は沢山ありますが、旅の紙芝居は日常生活の回想がコンセプトですので編集部員の目に止まった日常的な光景をご紹介します。
まず最初に駅前にのアーケード「新天地店舗いらっしゃいませ」と書かれた看板が迎えてくれるのですが、これが何とも寂しい。寂しいというのは昔繁栄していて寂れてしまっていると一般に考えますが、ここはアーケードが100メートル位ととても短くそしてアーケードのお店が軒並み閉まっているので何とも言えない感じです。
東京墨田区錦糸町駅前に東京楽天地という阪急・阪神グループの複合シネマの走りと言える映画館がありますが、この新天地もかっては映画館があったのでしょうか?
映劇ビルと書かれた建物が存在しますが、現在映画館の営業はしていない様子。
かつては子供が親に連れられ漫画祭りや怪獣映画を楽しんだり、青春をエンジョイした若者が
訪れた場と追憶・マイヒストリーの世界を瞑想しました。
映劇ビルの建物
新天地アーケードを抜け向かった先は「かぎや老舗」という餅菓子屋のお店、なんと創業が約
350年前というから驚きです。江戸時代から続くお店ですが高級店の雰囲気は全くなく気軽に入れる昭和のお菓子屋さんといった雰囲気です。優しそうなお婆さんが奥からいらっしゃいと出て来られ
「伊賀餅3コ」、「尻餅2コ」(これはお菓子の名前、笑)と注文したつもりでしたが、おばさんはどこ吹く風、自分でとってショーケースの上に置いてと一言。あとビックリしたのは商品に賞味期限の記載がされていないこと。賞味期限の質問をするとなるべく早く食べてと一言・・・。
でもお味は逸品、おやつに食べた伊賀餅は美味しく午後の長時間移動の疲れを吹き飛ばしてくれるような優しい味の餡子がつまったお菓子でした。お土産として食べた家族からも好評(やったね)
「かぎや」の写真ではなく包装紙をご紹介します。祝餅、赤飯調達と書かれイラストは古戦場決闘鍵屋の辻と書かれています。
お店の名前の由来なのでしょうか?
伊賀上野情報紙「いがぐり」第60号に「かぎや老舗」が掲載されています。
最後に伊賀鉄道上野市駅前にある喫茶店「シャコンヌ」の伊賀牛丼をご紹介します。
国産伊賀牛100%そしてお米も地元伊賀米
使用をなんと1,000円で食べられます!
たれは甘めでこれも「かぎや老舗」と同じとても優しい味、食べログなでも紹介されていますので是非ググってみてください。東京なら1,500円で食べられるかどうか?といった感じです。
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