旅の紙芝居編集部昭和38年③最終回
昭和の紙幣です。マツケン世代のお年玉は3,000円が平均だったと記憶しています。ポチ袋をあけると初代内閣総理大臣伊藤博文が登場。そしてちょっ
としたお小遣いとしてもらったのが
左側の500円紙幣でした。
昭和38年振り返り最終回として今回は昭和38年に誕生したものについてお話し、一旦昭和38年の振り返りは終了したいと思います。
まず最初に梅雨に入り「蚊」の季節となりました。「蚊」は御馳走を良くご存知のようで
50代のマツケンやイシマサは同じ場所に若い人がいるとそちらがターゲットとなり、後回しのようで被害は被りません。逆に先輩方が多い場所へ行くと狙われてしまいます。
一体何の話か?になってしまいましたが、「蚊」対策の強い味方ベープが誕生したのが
昭和38年でした。ベープは現在の「フマキラー社」の前身である大下回春堂が蚊取り線香のように火を使わず熱だけで拡散をさせる実験を昭和28年に始めたのが原点とされ10年余りの年月を経て商品化が実現しました。蚊取り線香のコマーシャルと言えば昭和世代は「故水原弘」さんや「由美かおる」さんが思い浮かびますが、ベープの初期コマーシャルは元祖肝っ玉かーさん「京塚昌子」さんが出演していたようです。京塚昌子さんは結構高齢でお亡くなりになったと思っていたのですが64歳で逝去されています。そういえばお母さん役は定番でしたが、お婆さん役は記憶にありません。
先日お亡くなりになられた「野際陽子」さんより少し先輩なのが京塚さんですが、野際さんはお婆さん役も多数演じられていました。京塚さんのお婆さん役を見てみたかったと思いました。
家にあるベープです。これもかなりの年代物です。
触れば感触で分かりますが、ベープマットは紙でできているんですね。
次に昭和38年に誕生した1,000円紙幣モデル初代内閣総理大臣「伊藤博文」氏です。
それまで1,000円札も「聖徳太子」で偽造が相次ぎ待望の新紙幣が誕生したようです。
この1,000円札は昭和59年、マツケン・イシマサが大学3年の時まで刷られていました。
現在の1,000円札はおなじみ「夏目漱石」ですが、マツケンは青い札=1,000円のイメージです。昭和38年新1,000円札の誕生は東京五輪を翌年に控え最も流通する紙幣を刷新する必要があって誕生したのでしょうか?500円は硬貨となって久しいですが昭和世代は
500円札=岩倉具視を連想します。
そして最後はテレビ番組「ロンパールーム」の紹介です。こども向け番組としてふつうに
見ていたのですが、デレビ幼稚園というコンセプトで米国ボルティモアで放送されていた
「RomerRoom」を日本仕様にアレンジして誕生とのこと。代々の先生の名は「みどり」で踏襲されマツケン子供時代は「うつみ宮土理」さんが先生役でした。「うつみ宮土理」さんという名前よりケロンパの愛称の方がお馴染みです。ケロンパ先生は「愛川欽也」さんと
オシドリ夫婦としてその後知られていました。「愛川欽也」さんがお亡くなりになってから
「うつみ宮土理」さんを拝見する機会がなくなったように思います。
「ロンパールーム」は昭和54年まで16年に渡るロングラン番組でした。
今回で昭和38年回想はいったん終了しますが、折をみて我々編集部の誕生年を振り返ってみたいと思います。
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