北へグリーンライン東北新幹線開業35周年②
青森ねぶた祭8月2日~7日/秋田竿灯まつり8月3日~6日/山形花笠まつり8月5日~7日/仙台七夕祭り8月6日~8日、熱いぜ東北
今から28年前バブル全盛の頃、東北四大祭りを体験しました。ねぶたが終わる夜9時過ぎになると涼しい風が吹き早、秋の気配東北のはかない夏を感じましたが、温暖化の今日いかに?夏祭り時期の旅館は基本男女別相部屋が原則でした。青年団と農家とおぼしき主婦の部屋に挟まれた真ん中の部屋に宿泊し、夜は青年団が遅くまでAVを鑑賞、朝はおばさまたちが5時頃からペチャクチャおしゃべり開始。全く眠れませんでした。夏祭りに寝ようなんで甘い?はい、仰せのとおりです。
写真のパンフレットは1987年東北EXPOが開会された年に運転された上野~仙台間ノンストップ運転の新幹線『やまびこ』号と東北本線開通100周年を記念して運転されたSL列車で
す。現在新幹線の始発駅は東京ですが、東京(上野)~仙台
間ノン・ストップの列車は1本も無く幻の列車です
書かれているのは新幹線開通による所要時間短縮です。上野~盛岡間は上野~大宮の『新幹線リレー号』を含み約4時間(2時間21分短縮)
上野~仙台間は同じくリレー号を含み約2時間42分(2時間13分)短縮。
当時新幹線を利用して『青森ねぶた祭』を見るためには、上野を7時頃出発していたと思います。ちなみに現在途中観光をせず青森に余裕を見て15時頃頃到着するには12時頃東京を出発すれば十分です。
国鉄首都圏ニュース、昭和57年11月号です。
さて、東北新幹線が開業したのは昭和57(1982)年)6月ですが、上越新幹線は新清水トンネルの工事が伸び5月遅れの同年11月でした。11月に国鉄首都圏ニュースが発行されその時刻表から話題を少し・・・。
早朝に那須塩原始発盛岡行きという新幹線がありました。那須塩原に車両基地があり、そこから東北の人々の移動を確保することが目的と思われます。現在那須塩原をほぼ同時間帯発で仙台行き『やまびこ』号が走っています。そして他の早朝新幹線としては新青森~函館北斗行き、盛岡~新函館行きが1本ずつあります。
青函トンネルが開通するまで青森~函館間は青函連絡船でしたが、青森・函館をそれぞれ深夜12時頃出発するのが早朝便でしたのでそれが置き換わった感じでしょうか?
最後にノン・ストップ特急ニューやまびこの話題にもう一度。所要時間は上野~仙台間1時間44分でした。
現在の最速は東京~仙台、途中大宮停車の『はやぶさ』号で1時間31分ですが、驚くほどの短縮ではありません。次のサプライズはやはりリニアモーターカー開通でしょうか?
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