手塚治虫生誕90周年MangaPerformanceW3(ワンダースリー)へ行って
11月中旬旅の紙芝居編集部イシマサとマツケンの両名は、表参道『DDD青山クロスシアター』で開催されているミュージカルへ行きました。セリフがほとんどなく日本語と英語の字幕が中心でインバウンドの方でも十分楽しめそうです。
演出家のウオリー木下さんは『楽しみ方は人それぞれ感じ方も人それぞれ』とコメントされていますが、セリフがないのでまさにそのとおりで、それが手塚治虫の世界観であると。
イシマサは昭和を回想しその世界に浸り、マツケンは手塚治虫が創作に悩む姿は
このミュージカルと同じ世界だったのだろうと感じました。余韻が残る良作品でもう一度
見ると次はどんな想像が膨らむのでしょうか?
このミュージカルは、最近流行のプロジェクションマッピングも楽しめます。
当日会場で配布されるGALAXY COURT PASSPORT、参加(来場)者はおよそ7,000のそれぞれの星を代表するものとされ、実際ミュージカルに呼ばれ飛び入り出演の要請を受ける人もいます。
このミュージカルと直接関連はありませんが、読売新聞日曜版『よみほっと』11月19日号の名言巡礼が手塚治虫さんでした。『自然がぼくに漫画を描かせた』という言葉で手塚さんが、少年時代昆虫採集に明け暮れた千吉稲荷神社(兵庫県宝塚市)の写真が掲載されています。いかにも神秘的で手塚少年が過ごしたころと変わらない風情を残しています。
宝塚と言えば歌劇団をまず最初に想像しますが、宝塚市立手塚治虫記念館もあります。
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
機会があれば一度訪ねてみたいと思います。
さて、ガラリと話題を代え母の事です。手塚治虫さんと同じ昭和3年生まれの母は、最近足腰がお衰え、食欲も少しずつ減退してきていますが、おかげさまで来春3月の90回目の誕生日は無事迎えられそうです。
先日駅前の薬局へ寄ると昔いらした懐かしい店員さんが、お店にいました。だれも店番がいないためアルバイトを頼まれたとのことです。
このお店は母がもともとお世話になっていたところで、この店員さんは私を見ると第一声は『お母さん元気ですか?』でした。こういうコミュニケーションの取れるお店が、少なくなる中で本当にありがたく思いました。母には平成の次の新たな時代も体験してほしいです。
MANGA PARFORMANCE W3は外国語のパンフレットも用意されており、日本を訪れた外国人の方にも是非ご覧いただきたい、素晴らしいミュージカルです。
コメントをお書きください