前田家支藩城下町にある美術館
美術館パンフレットと特別企画展の案内です。
城下町の閑静な一画に美術館があります。
11月下旬、曇天の寒い日上野7時台の新幹線で金沢に向かいました。北陸新幹線に乗車して金沢へ行くのは初めてです。新幹線はトンネル区間が多く、速達型の『かがやき』号を利用すると長野から先富山までノン・ストップのため車窓から『上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉』などの途中駅をなかなか確認できません。新幹線は2時間30分ほどで、
金沢駅に到着します。
金沢へ降り立ったのは10時少し前でそろそろ駅内ショッピング施設のオープン時間。復路の予定がタイトなため乗り換え時間に海の珍味を買い求めました。
金澤北珍 肴の匠
買い物を終え北陸線在来線ホームへ移動し福井行き普通電車に乗車。車窓から北陸新幹線敦賀延伸工事が見えます。この光景は40数年前に新潟へ特急電車で行った時に見た光景と同じです。少年時代、子供に時間の概念はなく高架橋が視界を遮る邪魔者と
思った事をふと思い出しました。新幹線工事が私をタイムスリップさせたのでしょうか?
普通電車は途中特急電車2本に道を譲り約1時間かけて大聖寺駅に到着します。
途中特急電車を退避した粟津駅。粟津は小松市内で有名な温泉場『粟津温泉』があります。
大聖寺駅です。市役所最寄り駅ですが、1つ金沢寄りに三大温泉(山中、山城、片山津)玄関口となる加賀温泉駅に特急が停車するため当駅は各駅停車しかとまりません。尚、加賀温泉駅は新幹線駅が設置されます。
石川県立九谷焼美術館の外観です。今回開設15周年企画として『魯山人と初代須田青華、師弟の絆』が特別展として開催されています。私がこの美術館を知ったのは2004年に小学館から刊行された『週刊やきものを楽しむ』の九谷焼特集号で見てからです。わからないなりに九谷焼を堪能しました。
戻ってから富山出身の知人と話しました。彼女の話によると北陸新幹線開業により最寄駅が無くなり新幹線駅が一番近いが車でないと行けない距離。東京へ行くには便利だけどそれ以外は不便で・・・。JR線が無くなってしまったのが残念であると。
確かに華やかな話題のかげでひっそり消えて行くものは多いのかも知れません。
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