惜別・パスネットカード
乗った事がある電車、全く見たことの無い車両も複数あります。ここに掲載されている電車は全てリタイヤしており、全てを
しらない方も20代以下の方におられるでしょう。私が若い頃は、ほとんどの電車が私よりも先輩で車両が働きものと思っていました。京成の現在最古参の車両も私より10年近く後輩で、歳月を感じる今日、この頃です。
このカードが発売された時、切符を買わないで関東の私鉄や地下鉄が利用できるとても
便利なマルチカードと多くの方が感じられたと思います。
会社によっては当カードを社員に支給し、近隣交通費精算の切り札として活用している企業もありました。
私のパスネットの思い出は金券ショップで額面5,000円を4,950円で購入し、通勤に使用する回数券の購入に利用したことです。当カードは利用者の利便性と会社経理担当者の効率性を担保しており、金券ショップでは常時品薄状態でパスネットが入荷するとパスネットありますという表示が金券ショップに掲出されました。
このカードはJRとの相互乗り入れを果たしておらず、首都圏地区ではJR用としてイオカードがあり鉄道利用には2種類のカードを持つ必要がありましたが、切符を買うために
券売機に並び混んでいると電車に乗り遅れた苦い思い出を持つ私には、とてもありがたいカードでした。さて今日ICカードが普及し鉄道はおろかバスも1枚のカードで利用できる
とても便利な時代になりました。
そんな優秀な奴ですが、意外な欠点も・・・。
マツケンは普段京成を日暮里まで利用しJR線に乗り換える定期券を使用しています。
先日出張の際、日暮里駅で定期券IC(PASMO)カードをタッチし次にJRの磁気キップを
自動改札に投入しますが、アラートが出て改札を抜けられません。
やむなく駅員さんに尋ねると定期券区間と磁気のキップ区間がダブっているため自動改札を通れないとか・・・。AIが導入されれば、解決するのでしょうか?
最後に自動改札機の嫌な事を1つ。改札を出る際ICカードの残額が表示され、後ろの方に残額が見られてしまいます。ある程度チャージがあれば良いのですが、時折残額が
2ケタ表示の場合があり、お金も外見も寂しいおじさんとみられてはいないかと心配になります。確かに個人情報は表示されておらず、問題なしと言えばそれまでですが、、、
今年1年ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございました。
おかげさまで本年9月に当ホームページ訪問者が月200名を超えるなどとても充実した1年となりました。良い新年をお迎え
下さい。
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