女性の方はご存知ないブランドですが、男性、特に40代後半以降の方なら一度は利用したことのある男性用化粧品です。社会人になった直後から今日まで使用している化粧品ですが、昨年大きなモデルチェンジをしました。
私が知る限りでは大きな変化は、今回が初めてです。
最初に旧製品パッケージ裏面です。
光って見えにくいのですが、紛れもなくMade in japan
今回の大きな変更点は次の3点かと思います。
① 瓶からプラステイック容器へ
② 製造箇所が日本からベトナムへ
③ 新パッケージは容量が10%UP
結構大きく変わったと思います。昨年5月頃地元AEONでは、旧パッケージ商品を50%以上値引きで販売し在庫一掃を行いました。その時購入した商品をそろそろ使い切るタイミングとなり旧アウスレーゼと私の係わりを振り返る事にしました。
資生堂化粧品でまず真っ先に思いだすのが『再販売価格維持』です。一切値引きのできない定価販売が行われていました。現在地元個人商店で30%引きで購入できますが、資生堂や鐘紡といったトップブランドは、この制度によりメーカーも小売店も守られていました。地元個人商店では値引きができないのでと申し訳なさそうな顔をして、粗品を沢山くれました。
一方勤務先東京のオフイス街にある販売店では、今でいう『ポイントカード』の
ようなものが発行され、スタンプがたまると『テレホンカード』が貰えました。
仕事帰りに重い瓶を持ち帰るのは苦痛ですが、携帯電話の普及前、何にもまして欲しかったカードをもらえるので、東京で購入しました。
こちらは新パッケージ、ベトナム産と表示されています。
『再販売価格制度』と『テレホンカード』の衰退と共に東京で商品を購入する理由が無くなりました。地元商店では30パーセント値引きで購入でき、粗品は姿を消しました。消費者にとっては?ですが価格が守られた時代中小の販売店が多数存在し、メーカーと流通にとっては良い制度だったのでしょう。
アウスレーゼさん、誕生以来、お互い年は取りましたが、これからもよろしくお願い致します。
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