東京から1時間少々の町でも人口減、過疎化が進んでいる町があります。そんな中、町を元気にしようという活動が行われています。東京芸大の日比野克彦先生が町おこしの支援をされていました。
http://tsdb.geidai.ac.jp/profile/ja.5bdf2325427a8261.html
場所は茨城県利根町、JR成田線我孫子と成田の中間、やや成田よりの『布佐駅』(千葉県我孫子市)が
最寄駅で町に駅はありません・・・。
http://www.town.tone.ibaraki.jp/
『布佐駅』は常磐線の直通電車が乗り入れているので、松戸『伊勢丹』へ行かれた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
平成30年春、春分の日『伊勢丹松戸店』の長い歴史が終わりました。親に連れられて行った子が、今度は親となって我が子をデパートへ連れて行った思い出の地が無くなります。千葉県に残る百貨店は、私の知る限り『千葉そごう』、『柏高島屋』、『船橋東武』と『成田ボンベルタ』の4箇所のみとなります。(ボンベルタは百貨店なのか、微妙)
https://www.sogo-seibu.jp/chiba/
https://www.takashimaya.co.jp/kashiwa/
私は松戸に今から30年以上前の昭和61年~平成2年にかけて住んでいたことがあり
当時の職場も松戸でした。そんな関係から『船橋西武』ほど利用頻度は無いのですが
感慨深いものがあります。当時松戸駅から新京成電車で一つ目の駅『上本郷』にお世話になっていた方がおられ、夕方近くになると奥様が『伊勢丹』に行ってくると言っていたのを思いだします。場所的にも経済的にも『松戸伊勢丹』が身近であったこのご家庭が眩しく見えました。http://www.shinkeisei.co.jp/
『松戸伊勢丹』は新聞によると1974(昭和49)年に開業し、1995(平成6)年に新館を増設し
翌96年に336億円を売り上げたとあります。私が住んでいた当時はまだ成長過程であったようです。松戸駅から伊勢丹へ向かう道路は一方通行で、かっては銀行や証券会社が乱立していた通りで平日はオフイス街、休日は買い物へ向かうファミリーロードという2面性を
持っていました。私の勤務先もこのストリート沿いにありましたが、今から10年くらい前に
通ったところ、オフイスが美容室に変わっていたので大変驚きました。松戸駅から伊勢丹までの道が松戸東口の賑わいであり、その行きどまりにあったのが『松戸伊勢丹』です。
郊外百貨店はロードサイドの大型ショッピングセンターに客を取られ、売り上げが衰退したと新聞にありますが、団塊世代がそろそろ後期高齢者に突入し免許証返納も時間の問題で、駅前の荒廃は何としても避けねばなりません。
女性の方は高齢になるとすぱっと運転を止め体力が続く限りは、徒歩&公共交通機関に置き代わるというデータがあるようですが、男性は車に固執するようです。
(おっと私も気を付けないと)
免許返納をスムーズに進めるため、そして男性の引きこもり防止のためにも駅前の活性化は急務です。地域性の考慮は必要ですが、ものぐさな性格の私が外出のきっかけとなるのが、『食品(総菜)』、『お風呂(温泉)』あたりです。ヘルスケアとか特に拘ったもは不要です。温泉が手軽に楽しめれば、外出のきっかけとなりそうです。
寒い冬とかは湯冷めの心配はありますが・・・。
シニアに寄ってしまいましたが、若い人にはこのコミュニテイをプレゼン(発表)の場として活用頂くというのはいかがでしょう?
大人から同世代、はてまた地域の子供たちから賛同を頂ければ自信につながります。
小口のカンパが得られれば尚、良いですね。
TV番組で『松戸伊勢丹』はイベントの活発な百貨店と報じられていました。百貨店行事という縛りがはずれれば、新たなエネルギーが生まれるように思います。
松戸に住んでいた事を回想し、町の興隆を望みます。
利根町のワークショップで頂いた布巾の裏面です。子供さんを中心に多くの方が参加して手作りのおみこしを作っていました。地域の力大切です。
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