昭和天皇がお亡くなりになり、昭和64年大相撲初場所初日が1月8日(日)から9日(月)に延期となりました。日本相撲協会では、初日の入場券を千秋楽1月23日(月)に振り替えました。日曜日のチケットを2週間後の月曜日に振り替えたので、行けない人も多数であったでしょう。相撲協会に入場券を送れば、代金を返金するという柔軟な措置がとられました。
昭和世代が古いと言われる時代になりました。私が子供の頃、明治、大正っていったい
何時の時代と思っていたのと同じように昭和が思われる時代です。昭和38年に生まれた私は、戦争が終わってから20年近く後に生まれた世代と考えていましたが、今年昭和にカウントすると93年、戦争が終わって18年しか経過していない時代に生まれ、私の父はまぎれもなく戦争体験者でした。しかし父からは、戦争の話を一度も聞かされることなく10年前に旅立ちました。
さて、平成がまもなく終わろうとしていますが、私にとって平成は結婚、子供の誕生、住宅建築と大きな節目を経験してきました。昭和64年~平成元年はまだ20代独身の頃で
昭和を感慨深く振り返る事はありませんでしたが、平成は人生のそろそろ四分の三を
終えようとしている今、しっかり記憶に留めておきたいと思います。
昭和64年は平成元年と代わりましたが、スタートはやはり自粛がキィワードでしょうか?
スポーツをはじめ軒並み行事が中止となり、映画館などの娯楽施設は、営業を止めレンタルビデオ店の
貸し出しが大幅に増え、お店から貸し出し可能な
ビデオが品薄になりました。
大学ラグビーが中止となり、会場を後にする大学生、PCやスマホの無い時代、結構無駄足となることもありました。東京ドームができる前の後楽園球場は屋根もなく、雨が降るとプロ野球中止の可能性がありました。
当時の唯一の確認手段は電話でしたが、
よほどの土砂降りでもない限り、中止として告知しておらず、車中で確認手段がないた め水道橋駅について、中止を知りガックリし
て家に戻ったことが、何度かありました。
さて、ガラリと話題を変えます。平成天皇と皇后さまとの偶然の出会いを最後に
ご紹介します。正確な年まで覚えていないのですが、平成初期の頃、四ツ谷駅前で
偶然にも天皇陛下、皇后陛下のお乗りになられた車をまじかで見る機会がありました。
白バイが先導し、信号機も止まっており何事かと思えば、目の前を両陛下が乗られた車が通過します。皇后道子さまは、横断歩道の前で待機している私に対し、なんと深々と一礼して下さいました。天皇陛下は私の方を見られることは、無かったのですが、失礼を承知で申し上げれば、まるで父親のような温かい威厳を発しておられました。これ以降一度も両陛下を拝見したことはありませんが、まさに新聞、TVで報道されているとおりの素晴らしい皇室と思います。
今回の退位も残念ではありますが、平成天皇の国民に対する深い思いやりと感じずにはおられません。僭越ながらお疲れ様でございました。そして、ありがとうございました。
又、いずれ平成の回想をしてみたいと思います。
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