平成30年12月現在東京(新宿)発着で
中央線特急を割引運賃で利用する場合、
大きく分けて2つの方法があります。
① あずさクーポンと呼ばれる回数券
6枚つづりで3月間有効、
東京(新宿)~甲府間で比較すると、
通常期特急券と乗車券を購入すると
1回(枚)あたり2,880円で約30%の割引。
巷の金券ショップでは、1枚単位で
ほぼ同額で購入できます。
インターネット予約に馴染みのない方を
中心に支持を集めています。
② えきねっと
こちらはJR東日本が提供する
インターネット、会員専用サイト。
あずさクーポンより更に5%程度
安く購入可能。
乗車券引き換え前なら何度でも
変更可能。
クレジット決済に抵抗がなければ、
一人から利用できる
とてもお得で便利なサービスです。
来春導入の新システムパンフレットより。
座席上方ランプに表示される空席情報の
説明が書かれています。
信号機と解釈は逆のようで、指定販売ズミの場合は緑色、近くの駅から乗車予定
の場合は、黄色、そして空席ありの場合は
黄色、そして空席ありの場合は赤色です。
週末を中心に中央線特急の混雑は、
自由席が特に激しく 座席に荷物を置かない、
途中駅から乗車のための席とりは厳禁、
あずさ回数券で指定を受けていない場合は、
自由席の利用となるというアナウンスが
繰り返されています。
自由席がなくなりあずさクーポンの
販売が中止されれば、この車内アナウンスは
過去のものとなります。
私には、山男、山ガールに指定席利用が
浸透するような気がしません。
自由席の設定は無くとも、デッキに立つ姿は
今後も継続するのではと思います。
ネット予約「えきねっとチケットレス」
サービスが今後開始されても、
ネット経由の割引運賃は存続しますが、
ネット決済を得意としないシニアを中心に結果として、
割引運賃の利用が難しくなってゆく感じがします。
これは最近消費税率10%引き上げに伴い
クレジット決済利用者には5%還元を
実施すると言っているのと同じです。
ネガティブトークが続きますが、
現行割引運賃は、東京(新宿)発着が前提で、
利用者が多くないのと競合路線が無いから
かも知れませんが、長野~山梨(甲府)間を
少しでも安くあげようとすると
自由席を利用するしか方法はありません。
新たなネット予約サービスで
長野~山梨間利用者のための
割引運賃の設定を希望します。
速達列車が特急と急行の2形態であった時
特急に自由席は無く、中~近距離は
自由席中心の急行を利用しました。
そして急行の廃止に伴い
特急に自由席が、設定されました。
中央線新宿駅ホームで、自由席を利用するために
1時間以上前からホームに並ぶ光景は
今後見られなくなります。
あと何度もチャンスはありませんが、
中央線の特急に乗る際は
できるだけ自由席を利用したいと思います。
千葉駅始発の「あずさ」号が上下1本ずつ
設定されていて、朝は千葉方面から新宿や
立川、八王子への通勤に、
帰りは帰宅時間の設定で
逆区間の利用者が多くありました。
全車指定となると事前購入でも
50kmまで750円。
少し、利用しずらくなるかも知れません。
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