船橋西武と昨年開業した
『JR船橋駅ビル』は2階で、
繋がるように設計されていました。
駅ビル計画段階では、
西武百貨店の閉店は
予測されていなかったようです。
船橋西武には、私が20代~30代前半の頃
もっともお世話になった百貨店です。
夏・冬賞与が支給されると
スーツを買いに行くのが、楽しみでした。
船橋西武はSAISONグループ中興の祖
堤清二氏が目指した文化路線の様相を
踏んだんに取り込んだ百貨店に
バブル期に改装されました。
船橋西武親派の戯言ですが
規模の差こそあれ有楽町や池袋と
比較しても遜色のない感じでした。
若者が百貨店を支持していた
時代は良かったのでしょうが、
百貨店がコアとする
熟年やファミリー層に受け入れられのは
厳しいものがありました。
記憶の世界ですが、船橋西武は、
バブル崩壊後は
年齢が少しアッパーの
働く女性をターゲットとしていました。
そこで船橋東武との
差別化を目指してました。
晩年、夕方になると1階玄関前には、
総菜やスイーツのワゴンが出るようになりました。
私がスーツを購入する際、担当して下さった方が
夕方ワゴン販売ににおられるのを
何度か目撃しました。
私は30代半ばに入ると生活が一変し
船橋西武から足が遠のきました。
そして、閉店が発表されてから久しぶりに
船橋西武へ行きました。
スーツのアレンジをして下さったに
久しぶりにお会いできればとの思いでした。
残念ながらお会いすることは、
かないませんでした。
もうお会いすることは、おそらくありません。
ただ、この方は、本当に素敵な方で
この場をお借りして、
『お疲れ様でした。そしてありがとう』と
どうしてもお伝えしたいです。
当然見立てて頂いたスーツは
現存しませんが、そのスーツのおかげで
仕事がうまくいったことは、何度かありました。
本当にありがとうございました!
いつまでもお元気で。
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