京成線時刻表創刊号の
路線案内図です。
お城のイラストの左が
京成千葉駅=現在の千葉中央駅
そこから下へ点線で
予定千葉急行線と書かれ
あまありき駅に結ばれています。
昭和53年に発行された
京成線時刻表創刊号から
平成元年発行6号まで
巻頭路線図には
予定線千葉急行、あまありき駅が
書かれています。
あまありきは漢字で書くと
『海土有木』、何か造語的です。
この駅は小湊鉄道線の駅で
もし千葉急行が延伸したとすれば、
上野から外房線大原まで
列車が直通する可能性もありました。
もっとも小湊線、木原線(現いすみ鉄道)
は非電化路線ですが・・・。
バブル期、地価高騰により
サラリーマンの手に届く戸建て住宅は、
郊外となり、お父さんは家族が
寝たころ家に帰り
朝は家族が起きる前に
家を出る
平日のお父さんは家族とは
だれも顔を合わせないと
言われてました。
直通電車が開通すれば、
所要2時間とは言え
都心への通勤電車の始発駅として、
あまありきは、人気の住宅地であったかも。
ところがこの直通計画も
バブルの崩壊と共に
立ち消えとなったようです。
成田空港地下ターミナル駅が
開業した際に発行された
京成時刻表第七号では、
路線図が特急・急行停車駅表に
変更され、京成時刻表から
その後、千葉急行『あまありき』を
目にすることは無くなりました。
都心回帰が進み郊外住宅地は、
人気薄ですが、
いつか『あまありき』駅から都心まで
直通電車が走る日を切望しています。
京成車両の一部が
110周年仕様で運行。
左の写真が成田空港開港時
右の写真がと鋭意浅草線
乗り入れ時のもの
京成にとって、
大きな転機です。
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