廃線となった鉄道は遺構として
観光名所になったりします。
閉店した百貨店を遺構として
そのまま残すことは、
難しいでしょうか?
第三章『茂原十河閉店②』
私達家族は、子供の成長に伴い
買い物も子供服が中心に。
そして住宅を新築し、引っ越しの
関係も影響し、
徐々に『茂原十河』から
足が遠のきました。
そして『茂原十河』は、
リーマンショックから
3年後の2000年、
21世紀を迎えることなく
閉店となりました。
梨奈の母にとって、『茂原十河』は
ハレの場であり、孫たちへの土産を買う
楽しみの場でした。
家事が忙しい時は、総菜を買い
デパート食材を購入していました。
『茂原十河』閉店後に
私の家に遊びに来ると
買い物できるところが、
あちらこちらにあって、羨ましい
『ワテ(放言、私のこと)』の廻り
なんもないが、その頃の
口癖でした。。
私にしても初めて梨奈と行って
中華を食べた思い出の地、
そして義母から
Yシャツを買ってもらった
事などが回想され
とても寂しい気持ちでした。
でもそれ以上に寂しく感じたのは
茂原市内の方でしょう。
『茂原音頭』に歌われた上総の中心地。
遠出せずとも百貨店に行けた。
そう言えば、つい最近の新聞に
百貨店の無い県の最初に
徳島がなるのでは
という記事もありました。
今回はここで終了です。
次回から新章がスタートです。
ブログ小説千葉にあった百貨店
回想茂原十河と復活予想
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