第四章千葉にあった百貨店③
写真はJR成田線『香取駅』ホームです。
この駅で乗り換える事が多く
待ち時間もあるため同じような
写真掲載が多く恐縮です。
『香取駅』は、佐原駅から1つ銚子寄り
隣の佐原に行けば、
百貨店『十字屋』がありました。
現在最寄の百貨店は、
成田もしくは千葉となります。
どんな小さな町でも
百貨店が来るという噂は、
町の将来を感じさせる
魅力溢れる商業施設で
あったのですが、いつのまにか
百貨店は、残念ながら旧態依然の
店舗として捉えられてしまいました。
千葉にあった百貨店ブログ①を
引用しながらどんな百貨店が
あったのか振り返ります。
・十字屋
八千代、佐原、銚子、舘山に
あったと思います。
独立系の百貨店で八千代の店に
当時今ほどは、メジャーでなかった
ミキハウスが入店してました。
今からおよそ20年くらい前になります。
十字屋は経営が悪化し
ダイエー傘下に入ったと思いますが、
ダイエーの衰退と共に姿を消しました。
昨年6月佐原へ行ったのですが、
いまでも旧十字屋跡(更)地と
呼ばれています。
・津田沼高島屋
津田沼サンペデックにダイエーと共に
キィテナントとして入店していました。
早い時期に高島屋が撤退し、
そのスペースを
ダイエーが引き継ぎました。
その後ダイエーが経営不振から撤退。
紆余曲折を経て現在は
モリシア津田沼と名称変更され
AEONが核テナントとなっています。
津田沼もかなり早い時期に
高島屋が撤退し
百貨店は現存しません。
・市川松坂屋
松坂屋の関東地区母店が
上野(御徒町)にあり、
(母店は正しくは銀座でしょうか。)
距離的にも中途半端な感がありました。
市川市は次に記載の京成百貨店が
無くなり百貨店は1つもありません。
京成電車の車内放送で
[八幡京成百貨店前]と
アナウンスされている
時期がありました。
晩年には1階に
グループの食品スーパーが
入店するなど業態を変えながら
現在の京成本社が入る
ビルの工事開始まで
営業していました。
いかにも昭和といった趣の
テナントが多数ありました。
屋上に遊園地があったようです。
市川市にはかって2つ
百貨店があったのですが、
宴のあとになりました。
・船橋そごう、茂原そごう、木更津そごう
そごうは千葉県最大勢力の百貨店で
最大5店舗ありました。
現在は、千葉そごうのみとなります。
船橋ららぽーと内にありダイエーと並ぶ核テナントでした。
ホテルオークラが運営する回転展望レストランがあり
かって船橋を一望できました。
その後このスペースが美容院となり
展望ヘアーサロンとして新聞に掲載されたのを
見た記憶があります。
建物自体が取り壊されました。
②茂原そごう、木更津そごう
どちらも房総半島を商圏として
営業していましたいました。
何度か茂原そごうに訪れる機会がありました。
洋服を見ていると
店員さんが寄ってきて、
遠いので買えないと
言い訳をすると
近所まで届けると
言っていたのが印象的。
木更津そごう、
こちらは1~2度行ったことがある程度。
市役所がこの建物に入ったと
報道されていたと思います。
茂原そごう跡地は、図書館が入りました。
・最後に千葉三越など
昔はニューナラヤという
三越系列の百貨店でした。
バブル期に名称変更と改装で
売上げが大幅UPとなり
経済誌に成功事例として紹介されました。
その後大きな改装は行われず、
お店のグレードを上げようとしていた感じ。
最後に訪問したのが2年前、
食堂街が千葉三越は地下にあります。
デパートの食堂というと高層階を
想像しがちですが、やや意外でした。
食品売り場が地下1階、食堂が地下2階と
ある意味非常に効率的な作り。
あと他に田畑百貨店(千葉市)や
扇屋(千葉市、後の扇屋ジャスコ、その後AEONに統合)など
あったようですが、詳細は把握しておりません。
(ブログ千葉にあった百貨店①を改変記載)
今回はここで終了です。
次回に続きます。
ブログ小説千葉にあった百貨店
回想茂原十河と復活予想
大好評連載中!!!
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