地元商店街では、
シニアむけだけでなく
子供用品も売れるようになり
店主たちの目の色が
変わりました。
どんな商品なら、若いお母さんや
子供達に喜ばれるのだろうと
雑誌やインターネットを調べる
だけでなくショッピングモールへ
視察へ行くようになりました。
地元のお店にとって
もう一つのメリットは、
商品券の使える時間が、
夕刻5時までであったこと。
遅くまで営業する
必要性が無いのです。
更なる相乗効果は
町だけでなくエリアという
面で販売促進に
取り組んだこと。
この町は婦人服が充実、
隣町では子供用品が豊富と
言った感じで、皆が域内を
回遊するようになりました。
自治体間の個性が保たれ
平成の前期にあったような
自治体同士の新たな合併は
検討されることなく
それぞれで生き残りを
目指して行くことになりました。
良いことづくめのようですが、
問題発生。
遠方の家族や親族などが
来た際のおもてなしの
場所がないこと。
新たな課題が浮かびます。
今回はここで終了です。
(次回に続きます。)
コメントをお書きください