さて、最後は前半に登場し、
このところご無沙汰してしまった
私の話に戻ります。
茂原十河30年ぶりの
再開店の時私は67歳、
細々とアルバイトを
しながら年金で
生活をしています。
茂原十河復活を目にすることなく、
人生を全うされた方も
既に多数かもしれません。
私が少年であった1970年代、
成人して社会人となった80年代
デパートは憧れと楽しみの場所で
誰が今日の衰退を予想したの
でしょうか?
百貨店は流通業の中心で
絶対的な存在であったと思います。
ただ私の中の百貨店の
理想のイメージは、
日本橋や新宿にあるような
大型店でなく 地方都市の
商店街の一角にある
デパートです。
地方の百貨店は、シニアの方も
そして子供達も気軽に行け
チョット手を伸ばせば、
少し高級な商品が買える
子供たちがお母さんに
『母の日』の
プレゼントを買えたお店です。
郊外のショッピングモールが
今その役割を果たしているのかも
知れませんが、車でないと
行きずらい場所。
私だけかも知れませんが、
子供にとっては、自分で行って
選んで買ったという思い出は
とても強いもの。
夏の暑い時期や寒い時は
つらいですが、アーケードの
商店街を練り歩く、
とても楽しい思い出でした。
再開店した『茂原十河』
地域に密着したデパートとして
発展、存続を願っています。
ここで筆を置かせていただきます。
約1年間お付き合いくださいまして
誠にありがとうございました!
特に当小説を最後まで
応援してくださった
中学生の『ゆうき』さんに
この場を借りて御礼申し上げます。
追伸:あと2回当小説のバックナンバー
リンク集をお届けして、
全30回の完結とさせて
いただきます。
コメントをお書きください
佐久間結希 (水曜日, 21 10月 2020 23:48)
こちらこそありがとうございました!
読んでいてとても楽しかったです!