京成電鉄3600系、そう言われても
鉄道フアンでもなければ、ピントこない
かも知れません。私はこの車両に
特別な思いがあります、
当車両の引退が近づいた
タイミングで記録しておこうと思い、
想い出を綴ります。
京成線沿線に住んで
長い月日となりますが、
京成を通学で最初に利用したのが、
大学に入学したとき
大学2年生の時に新車として
投入されたのが
この3600系電車でした。
当時京成線冷房車は稀有な存在。
銀色のステンレス車両のみ冷房付。
このピカピカのかっこいい
車両に乗れるのはとても嬉しく、
その日一日ラッキーな気分。
乗車できたのは月に2~3回
だったでしょうか。
この車両にお世話になって
『船橋ららぽーと』や近くの
ボリーング場へ行きました。
そして私が社会人になった
当時の最新型車両が3600系
当時同じ最後の昭和世代
そんなに思いは全く
ありませんでしたが、
後継車両となる3700系の
誕生が平成3年。
昭和に社会人になった私にとって
そして京成の昭和最後の新車であったこと
54両しか製造されなかった稀有な形式。
とても愛着の深い電車です。
この車両は京浜急行線に乗り入れず
上野と西馬込と京成本線の運行が中心。
通勤に利用した『通勤特急』の運用が多く
昔の車両のため着席できる可能性が高く
最寄り駅でこの電車を見かけると
あー座れると喜んだものです。
画像は本年4月に撮影。
昨年まで6両編成が8両に組替えた
特急や快速を中心に運用されてました。
また金町線をほぼ専門に走る
先頭車4両のターボ編成もあります。
8両編成は廃車が進み
現在誕生時の6両に戻り
車両帯も登場時のファイヤーオレンジの
1編成が残るのみとなりました。
京成では車両の廃車が近づくと
登場時の姿に戻るケースがあります。
私が社会人である間是非とも
走り続けてほしいと思います。
3600系長い間ありがとう。
そしてこれからもよろしく
お願いいたします。
コメントをお書きください