BG(ビジネスガール)が金魚とネーミング
BGという略称から何を想像
しますか?現代ならコンサル企業、
昭和30年代OLというネーミングは
なく、中央線で丸の内や新宿へ
通勤していた当時のお嬢様達が
中央線オレンジバーミリオンの
塗装を見て『金魚』とネーミング。
金魚電車が誕生したのは、
終戦から干支が一回りした
昭和32(1957)年、同年生まれの方は
『コロナワクチン』接種のギリギリ
優先世代となる65歳。
予約が混乱していると報道されて
ますが、この年代なら多くの方が
スマホ利用。スイスイ予約できそう。
中央線の塗装がなぜ
当時としては、斬新な『オレンジ』色に
決定したかと言えば
当時この電車を開発していた
国鉄工作局課長が、奥様が着ていた
セーターの色から思いついた。
この年の経済白書は、
今日まで語られる名言
『もはや戦後は終わった』です。
そういう時代背景もあったのかも知れません。
当時なぜ中央線に新型電車投入が
検討されていたかと言えば、混雑が
もっとも激しく、昭和30(1955)年調査に
よると乗車率が300%台。
京浜東北線が269%、山手線が291%
総武線が262%、常磐線が236%でした。
輸送力の抜本的な改善には、
現在実施されている快速線と
緩行線に線路を分けて列車を
走らすことですが、
目先の改善は編成を
増強することでした。
中央線には、快速・緩行線の完成後
101系の後継201系が昭和53年に投入。
中央線に真っ先に通勤新型電車が
投入されるのは、この201系が最後
この後昭和末期に
山手線に新型205系が投入、
最新鋭車両の投入は
山手線に道を譲りました。
平成の山手線の主役E231系電車
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