コロナ禍新潟へ赴任、お世話になった新幹線
ダイヤモンドプリンセス号で
新型コロナウイルス、クラスターが
発生しニュースが出始めた頃
私は新潟県長岡市へ
赴任が急遽決まりました。
船中でのできごとは、どこか他人事
当時誰しもが国内で感染が急拡大し
Tokyo2020の延期になるとは
思ってなかったと思います。
都心で流行はじめたコロナを
避けるように新潟へ。
下宿先は長岡駅前新幹線側東口
マンションは4階で、車高のあるMaxは
良く見えました。
Max303号新潟行きを見送ってから
会社へ行くこともありましたが、
家からゆっくり見送ったのは週末。
Maxとき303号最初の乗車は
長岡へ赴任の日。
早朝自宅を出て乗車すれば、
始業に間に合う便利な列車。
赴任前、通勤途上日暮里駅で
毎日見送っていた新幹線。
Maxを見るたび
どこかへ遠くへ行きたくなり
本当に乗車する事になりました。
その後何度か乗車機会があり
印象深いのは最初の緊急事態宣言中。
家の用件で帰省しその帰りに乗車。
いつもの指定席
8号車は乗客は私だけ。
新幹線の貸切状態。
新幹線車両に1名しか
乗車していない
なかなか体験できない事です。
MaxはWifiも入らず、コンセントもなく
決して環境が良いとは言えませんが、
先頭8号車1階は密閉性が高く
寝ても良し、仕事もOKな
とても好きな空間でした。
私の新潟赴任の段階で
本来なら引退でしたが
北陸新幹線の車両水没
アクシデントにより延命。
Maxとき303号のお気に入りの
2つ目は停車駅。
大宮を出ると次は越後湯沢。
熊谷、高崎駅などを通過し
上毛高原を超えしばらく快走
そしてトンネルを抜けると
目の前が越後湯沢駅。
冬になるといきなり一面銀世界。
雪を解かすジェット噴射が
容赦なく窓に吹き付け。
湯沢を出発すると
終点新潟まで各駅に停車。
次の浦佐駅では
天気が良いと雲海が拡がり
新潟へ戻ってきたと
気持ちが高ぶりました。
長岡から新潟へ行くときも
Maxとき303号に乗車。
先頭8号車は指定席
長岡から乗車する人は皆無。
ほとんどの人が後方3両自由席へ。
自由席車両は新潟県内での
乗降が多く8号車のような
密閉性は感じられず、活気のある車内。
東京からのアクセスと
県内ビジネス新幹線としての役割。
今日Maxの枕詞が消え
とき303号として運転。
ダイヤも全く変わっておらず
車両がチェンジしただけですが、
私はとても寂しい気がします。
Maxとき303号お疲れ様でした。
そしてお世話になりました。
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