額面5,000円、10,000円はプレミアム付!
オレンジカード
発売開始 1985年3月25日
発売終了 2013年3月31日
画像のオレンジカードは、東北・上越
新幹線上野開業記念に発売された。
オレンジカードは、私にとって
学生生活を終え、社会人となる
節目の年に販売開始された
思い出の商品です。
販売が終了したのは、私が不惑と
呼ばれる年齢に達したとき
現在使用するSuicaやPasomoの
ように利便性は高くありませんが、
昭和晩年誕生のプリペイドカードです。
巻頭に記載しましたが、
当初4券種があり
上位2券種にはプレミアムが
付いていました。
現在JRの近郊区間で割引が
適用される乗車券は、
回数券が一般的。
回数券は予め乗車区間を
指定して切符を買いますが、
オレンジカードは区間を問わず
割引が適用される便利な
サービスでした。
一世代前のイオカードや
現在のIC乗車券は、
切符購入不要。
利便性が高いとして
バスを除き割引はありません。
バスも「チケットを使用しました」と
案内の時にプレミアム利用の
感じですが、実感がありません。
オレンジカードの発売当初の
ヒストリーを振り返って
みたいと思います。
1. 北へグリーンライン
巻頭に記載しましたが、販売開始が
東北、上越新幹線上野延伸の時期と
重なり、最初に販売されたカードが
上段の新幹線200系のものでした。
4年前に大宮発で開業してましたが、
この時期しきりに国鉄では、
『北へグリーンライン』とPR。
2.スタンプカード
捨ててしまい残念ながら現在
手元にありませんが、国鉄では
販売促進を目的に鉄道管理局
単位で行っていたと思います。
私がスタンプカードをもらったのは
松戸駅でした。
1,0001円カード1枚買うと
スタンプ1コで
確か50コで素敵な記念品
プレゼントとなっていたと
記憶しています。
私が貯めたのは30コくらいでした。
3.独眼竜政宗シリーズ
NHK大河ドラマで
最高視聴率を誇った、
伊達政宗にちなんだカード。
ドラマは渡辺謙さんが主演。
国鉄、NHK共同企画ではなく
NHKのクレジットは記載なし。
国鉄~JRの移行期に
またがって発売。
JRになってからは、JR東日本東北
と印字されていました
4.車掌区シリーズ
主にJR発足直後、各車掌区で
競うように作成され新幹線や
特急車内などで販売されました。
私は当時東北新幹線をよく利用し
仙台車掌区シリーズを車掌さんから
駅では発売していないカード、
お土産としていかがという
車内アナウンスにつられ
買い求めていました。
5. オレンジカードホルダー
国鉄千葉鉄道管理局が
当時運行していたお座敷電車
『なのはな』号をデザインした
カードホルダーを販売しました。
価値があるものと思います。
この千葉局ホルダーは
JRには引き継がれず、発売終了。
その後のカードホルダーは
上野駅構内の売店で
『SLやまぐち』号が表紙の
カードホルダーを
買い求めました。
国鉄のオレンジカード販売開始後
当時の営団地下鉄(現東京メトロ)も
メトロカードを発売開始。
ただ互換性はなく
相互に利用できるようになったのは、
ICになってからでした。
オレンジカード今とても懐かしく
プレミアム付きカードを買って
回想旅行に出かけたい。
今日この頃です。
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