JR東海発足2年目の1988年に登場した85系気動車がついに引退。名古屋~高山・富山間に走行し、一足先に引退した『ワイドビューひだ』、そしてこの6月に引退となる『ワイドビュー南紀』、 私が乗車したことがあるのは、5~6年前頃の『ひだ』一度きり、私がこの車両の引退についてお話するのは、おこがましい限りです。たまたま画像『ワイドビュー南紀』投入時にもらったパンフレットを今日まで、所有しており、誕生から引退までを幸せにもウオッチできましたので、回想します。間違えありましたら何卒ご寛容の程、お願いします。
1.グリーン車が3人掛け
今日在来線特急のグリーン車は3人掛けが中心ですが、当時は斬新。
車両位置も国鉄時代は真ん中に大抵ありましたが、先頭(最後尾)に。 JRになってからグリーン車両の通り抜け防止、食堂車の廃止などから必ずしも編成中央に置く必要なく、JR東日本新幹線の『グランクラス』もグリーン車は端に置かれました。『こだま』号には展望パノラマカーが存在。 1列3人掛けと先頭(最後尾)にグリーンが配置されるスタンダードを作ったのはこの車両かも知れません。
水道蛇口も温度調節可能。
大きな丸形ミラーは、
遠距離恋愛?再開前の
化粧直しに最適です。
4.オーデイオサービス
グリーン車では、ポピュラー
ジャズ、クラッシク、演歌などが
楽しめました。
私はグリーンに乗車したことなく
このサービスが今日
行われているか
わかりません。
5.ハイデッカー
座席が高くなり、パンフレットは
『身を出して眺めるような臨場感』
列車名『ワイドビュー』を具現。
当時JR東日本でも
新造ではないですが、
中央線に改造ハイデッカー
183系『あずさ』がありました。
私が85系に乗車したのは、晩年の『ワイドビューひだ』の真冬、高山~名古屋間。
渓谷沿いの冬景色を堪能しました。『ワイドビュー南紀』のパンフを見るとJR東海の意欲的なデイスティネーション開発の意図を感じます。
大変人気のあった車両、長い間大変お疲れさまでした!
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