7月15日、炎天が続くなか、久しぶりの曇り空。墓参に向かうべく中央線特急に乗車。千葉始発で新宿7:30分発という、長野方面あるいは富士山登山にも便利な時間帯の人気列車。この「あずさ」号の前身は急行「アルプス」でした。、今日、この事を知る人は少ないかも知れませんが、昭和世代の私は、急行の臭いを感じます。(笑)
画像について説明いたします。
マルス券ですが、現在無いもの多数です。
トピックにして、3点お伝えします。
① あずさ回数券→販売中止
② スーパーあずさ→名称はあずさで一本化。
③ 三鷹駅→現ダイヤ特急全て通過。
私が乗車したのは8号車の
真ん中付近の窓際の席。
隣の通路側には、既に千葉方面から
乗車された先客が着席。
男性の30代と思しき方で
おひとりかな?と観察していると
何と通路を挟んで、同行の女性が
着席されており、男性に飲み物を
手渡されていました。
なぜ、変則的に指定を取られたのか?
3連休で予約のタイミングが遅れ
窓・通路の並び席が確保できず
通路を挟んだ横並びを
選択されたのでは、ないでしょうか。
自由席車であれば、
私が席を代わることで
この問題は解決できますが、
全車指定、窓際のランプで
予約状況が表示される現在、
安易に座席チェンジの
申し入れをすることも厳しそう。
指定席は、「えきねっと」が
誕生するまで、駅の窓口でしか、
購入ができず、駅員さんが
通路を挟んだ横並び席
窓側A席、D席が予約済みで
BとC席が横に空席の状況。
このシチュエーションを
探してくれない限り、
せいぜい同じ車両で
2席空席を探してくれるのが
精一杯だったのでは、
今日、誰でも空席を確認して
座席指定ができる状況で、
この二人は、おそらく
ご自身でこの通路を挟んだ横並び
B、C席を選択したと
推察できます。
ここから大きく話題を変え、私の少年時代「国鉄みどりの窓口」指定席争奪戦について回想します。昭和50年代は、指定席の発売が1月まではなく、乗車日の7日前でした。一部旅行会社等は1月前からと時刻表に掲載されてましたが、ほとんどの方が一週間前に
駅へ出向いて購入。予め旅館を予約していても肝心の列車の座席が予約できていないこともしばしば。
特に指定券争奪戦が、
激しかったのがお盆と年末年始。
「指定券」事前受付制度なるものが
あって、一週間より前までに
みどりの窓口へ申込書を
記入して提出。
駅で整理券番号をもらい
7日前の午後に駅の掲示板に
予約の当落が発表。
受験さながらドキドキしました。
個人情報保護の無い時代
名前と電話番号の記入はマスト。
ただ、駅から満席代案提示の
連絡はなく、申込書記入不備か
予約ズミチケットの未受領くらいの
連絡しかなかったと思います。
そう考えると今日は、乗車の直前に
ネット予約した切符の受領もしくは
チケットレスで乗車可能。
本当に便利です。
以前の急行列車は、デッキから
車中まで立ち客で溢れてました。
その頃を思えば、数名の立ち客は
私には少なく感じましたが、
夏山シーズンはゆとりの全員着席とは
なかなかいかないようです。
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