順のお母さん、順は長男、私は兄弟と年の離れた末っ子で、順のお母さんは、若くてきれいな人でした。学校の父兄面談の時、順が私の母を学校でみかけると、私におばあちゃんが来てるよと言って、私をからかい、順は自分の母親のことを自慢したかったかと思います。私の母と順のお母さんが、同じパーマ屋さんに通っていて、お互い付き添いで順と遭遇したことがありました。順はともかくお母さんのそばにいたくて、パーマ店の中でもお母さんが席を移動するとすぐそばにいて離れたくなかった様子でした。
私の母親のパーマが先に完成し、順のお母さんに挨拶して帰ろうということで、順たちを探すと、パーマのロッドをはずしているタイミングで、順のお母さんは、シャンプー台に座って、パーマ屋のおじさんが、くるくるになっているか、チェックしてました。母と私がお先にというと順のお母さんは、恰好が恥ずかしいのか、下を向いてコクリ。
私が、順と
会話をしていると
順のお母さんは、
パーマ屋のおじさんに
失礼しますの一言と共に
椅子を倒されて、
仰向けになりました。
顔にはタオルがかかり、
順のお母さんの顔は、
下からのぞき込むと
鼻しか見えず
膝にはブランケットが
かかってました。
順もさすがにお母さんの
今の体勢ならなにもすることなく
おとなしくしているだろうと
順を見ていたら
横たわっているお母さんの
脇に来て、手を握ってました。
順にとってお母さんは特別な存在。
はじめて意識した異性では、
なかったのかと思います。
お母さんが、パーマ屋の
おじさんの前にお腹を上にして
倒れており
何かされるのではと
心配している様子。
一方順のお母さんは
表情は見えませんが、
リラックスしている
ように感じました。
順のお母さんからお父さんがライバルという話を聞いたことが、ありました。お父さんとお母さんが仲良く話していると順が邪魔してくると言ってました。、順はパーマ屋のおじさんにお母さんが、髪を洗われているのがイヤだったのかな。順はおじさんになすがままにされている状態のお母さんを守っていたのかな。
翌週の月曜日、学校で、
順にお前、金魚のなんとか
みたいにパーマ屋で
ずっとお母さんに
つきまっとてたなと
話しかけると、順はずっと
黙ったままでした。
翌日、順の家に遊びに行くと
順のお母さんが、
かけたばかりの
パーマをなびかせ、
いらっしゃい、と私に言って、
お菓子をもってきてくれました。
順の憧れの人、
子供の私からも魅力的でした。
確かに我が母と比べると
月とスッポン若くて、
きれいで上品なお母さん。
順の初恋の人だったのかな。
いつか順になぜ、ずっとパーマ屋で
お母さんのそばにいたのか、
その理由を聞いてみたかっけど
ついに果たせぬままでした。
順のお母さん、前回ブログでも
書きましたが、今も素敵です!
昭和のJKリアルチャットたわいもない話
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